Retina 15″でSmartShell + Book Sleeve Proは可能か?

たまにしか更新しませんが、長い目で...w

17inchのMacBook ProでSpeck社のSeeThruハードケースを愛用していた自分としては、今年の7月に購入したMacBook Pro 15″ Retina用に同等の製品が出れば即買いだと決めていた。果たしてAppleStoreでSmartShellの販売が始まった時はとても嬉しかったのだけど、軽い作りのRetinaモデルがずっしりとした重量感と大きさになってしまうのは、やはりちょっとだけ躊躇われたのも事実。

ただ、外現場に持ち出す事が多い事もあり、筐体の保護にはやはりプロテクトは欠かせないので、結局はポチッとゲットして現在愛用中である。

一方、このRetinaモデルをスマートに収納できるBook Sleeve Pro 15″ Retina という製品を、いつもお世話になっているTrinity社がSimplismブランドで展開しているのは御存知のとおり。

今回、Trinity星川さんのご厚意により、SmartShellを付けた状態でBook Sleeveが使用可能かテスト検証する機会をいただいた。

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SmartShell装着済みのMacBook Pro RetinaとSmartShellの外箱

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今回テストするMacBook Pro 15用とRetinaモデル用のBook Sleeve Pro

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SmartShellを装着したMacBook Proはポリカーボネートでテッカテカ
全体的に1〜2ミリ単位で大きくなる。

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裏面にはゴムの足があり、これもまた若干厚みが増す。

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Simplism Book Sleeve Pro 15″ Retina
縦方向に収納するスタイルで、PUレザー素材はとても質感が高い。
3種のカラーがあり、今回テストしたものはウォームグレー。

さっそく入れてみると。

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Retinaモデル用のBook Sleeve Proは、かなり無理をして突っ込もうとしても入らず。滑り云々ではなく物理的にほとんど無理である事が分かった。

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厚みがもう少しあるMacBook Pro 15″用のBook Sleeve Proに今度は入れてみる。
こちらもかなりキツい。Book Sleeve Proの内側の起毛素材のインナー部分は、本来はUnibodyのMacBook Proがスルっと入るように設計されているのだが、SmartShellのポリカーボネートの摩擦抵抗のせいか、なかなか入っていかない。

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それでもなんとか収納する事は出来た。
ここまで入れば普通に使えるが、前述のとおり滑りが悪いので、再び外して出すのもちょっと一苦労する事になった。

<結論>

1)「Book Sleeve Pro 15″ Retina」
  SmartShellを装着したMacBook Pro 15″Retinaに
  物理的に使用する事が出来ない。

2)「Book Sleeve Pro 15″」
  SmartShellを装着したMacBook Pro 15″Retinaに
  入らない事はない。ただし、滑りが悪いため出し入れに苦労する。

というわけで、Book Sleeve ProはハダカのMacBook Proで使うのがベストであるという、ある意味当たり前の結論になってしまった。(ちょっど残念!)

ちなみに自分は、PowerBook G4 15inch Titanium時代に使っていた国立商店のインナーを復活させて使っている。当時の15inchは厚みもあったのでマチが大きいから使えるのだろうな...